のオススメはどこ?何が違う?【比較表】
不動産屋さんの細かな種類については後述しますが、賃貸業に分類される不動産屋さん(法人)に限定したとしても、約20万社あるようです。(2016年)
また、2006年の少し古めの統計ですが、総務省の「事業所・企業統計調査」によれば不動産賃貸業・管理業は約5.9万社。いずれにしても、全体から選ぶのは難しいでしょう。
参考:e-Stat
大手の不動産屋さんに限定したとしても、一概に「ここがオススメ!」とは言いにくいのです…。現実的には自分に合うと判断できる不動産屋さんを選ぶことがオススメです。 そこでまずは大手不動産屋さんの比較を見ていきましょう。今回は次の5社を比較してみます。
- エイブル
- アパマンショップ
- ミニミニ
- ホームメイト
- いい部屋ネット
エイブルは仲介手数料が家賃0.5ヶ月分
エイブル | |
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店舗数 | 800店舗 |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 10:00~18:30 |
仲介手数料 | 家賃0.5ヶ月分 |
オンライン契約 | 一部可能 |
クレジットカード | 一部可能 |
24時間ライフサポート | あり |
一般的な不動産屋さんは仲介手数料が家賃の1ヶ月分となっていますが、エイブルは家賃の0.5ヶ月分となっています。つまり、不動産屋さんに渡すお金が少なくなりやすいのです。 エイブルは今回比較した不動産屋さんの中でも、アパマンショップに次いで店舗数は多いです。住んでいる街の近くにエイブルの店舗がある人も少なくないでしょう。 一定期間、家賃が無料になるフリーレントに絞って検索もできますし、エイブル学割や女子割など割引サービスも充実。初期費用を抑えたい人にオススメです。
アパマンショップは店舗数と物件数が多い
アパマンショップ | |
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店舗数 | 1,100店舗 |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
オンライン契約 | 一部可能 |
クレジットカード | 一部可能 |
24時間ライフサポート | あり |
アパマンショップは、大手不動産屋さんのなかでも店舗数や取り扱い物件数が多い大手中の大手とも呼べる不動産屋さんです。 仲介手数料は一般的な家賃の1ヶ月分ですが、保証人不要物件で条件検索が可能です。保証人を頼める人がいない。または、急ぎで引越したいから保証人の相談をする時間もないといった場合に便利です。 ただし、保証人不要と言っても実際には保証会社が保証人となり、保証会社の保証を受けるには一定の審査に通らなければならないので注意しましょう。
ミニミニは仲介手数料が家賃0.5ヶ月分
ミニミニ | |
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店舗数 | 500店舗 |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
仲介手数料 | 家賃0.5ヶ月分 |
オンライン契約 | 一部可能 |
クレジットカード | 一部可能 |
24時間ライフサポート | あり |
ホームメイトは細かい条件で物件を検索しやすい
ホームメイト | |
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店舗数 | 600店舗 |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 10:00~18:30 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
オンライン契約 | 一部可能 |
クレジットカード | 一部可能 |
24時間ライフサポート | あり |
ホームメイトは、他の大手不動産屋さんと比較してもバランスの取れた不動産屋さんです。仲介手数料も一般的な家賃1ヶ月分ですし、店舗数も多すぎず少なすぎずといった具合です。 「ライフスタイルにこだわって探す」や「初期費用にこだわって探す」などこだわり条件で物件を探せるので、お気に入りの物件をすぐに探せるかもしれません。また、他の大手不動産屋さんより「対応が良い」という口コミも目立ちます。
いい部屋ネットは自社管理物件が多めだけど全体物件数は少なめ
いい部屋ネット | |
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店舗数 | 200店舗 |
対応エリア | 全国 |
営業時間 | 10:15~19:00 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分 |
オンライン契約 | 一部可能 |
クレジットカード | 一部可能 |
24時間ライフサポート | あり |
大東建託グループが提供するいい部屋ネットは、これまで紹介した大手不動産屋さんとは少し異なる特徴を持っています。大きな違いは、自社管理物件を多く取り扱っており、他の物件はあまり多くないという点です。 契約パターンがニーズに合わせて柔軟に用意されており、初期費用がわかりやすいことはメリットと言えます。連帯保証人が不要の契約プランは、いい部屋ネットを提供する大東建託グループのハウスリーブが実施します。この点も他の不動産屋さんと少し異なる特徴となっています。
実は賃貸物件に関わる不動産屋さんには種類がある
大手不動産屋さんを紹介してきましたが、冒頭でも述べたとおり、不動産屋さんにはいくつかの種類があります。 紹介してきた大手不動産屋さんは「賃貸仲介業」や「賃貸管理業」に分類されることが多いです。不動産業界の分類は知っておいて損することはありません。そこで、賃貸物件に関わる不動産屋さんの種類を簡単に紹介します。
賃貸探しをサポートする心強い不動産仲介会社
物件探しや引越しの時に最も関わりが深いと考えられるのは、ここまで紹介してきた不動産賃貸業のなかでも仲介を行う仲介会社です。 仲介と言うのは、大家さんと借主(物件を探している人・引越したい人)の間に入って双方をサポートする役割を言います。 不動産屋さんに行って物件を探す。または内見を申し込むときに対応してくれるのがこの不動産仲介会社です。
大家さんから任されて物件や入居者を管理する不動産管理会社
賃貸物件を管理する不動産屋さんもあります。 物件探しから契約までをサポートするのが仲介会社で、入居してからサポートしてくれるのが管理会社と考えるとわかりやすいかもしれません。 具体的には、大家さんから任されて物件や入居者を管理するのが管理業です。入居者にとっては、水漏れが起きたときなどトラブルに対応してくれます。また、大家さんにとっては家賃を集めるのも管理会社が行ってくれるので、もし家賃が回収できなかったときの手間が省けます。
大手の不動産屋さんだけではない!オススメの選び方とは?
ここまでは大手の不動産屋さん(おもに賃貸仲介会社)を紹介してきましたが、現実的には「街の不動産屋さん」を見かけることも多いはずです。それだけでなく、オンラインに特化した不動産屋さんも今では多く出始めています。 もちろん、この記事で紹介している大手不動産屋さんにとらわれることもないので、大手にこだわらず柔軟に不動産屋さんを検討するのが望まれます。そこで、不動産屋さんの規模を問わず、物件探しにおける「不動産屋さんのオススメの選び方」を紹介していきます。
賃貸物件の選択肢が広いポータルサイトから探す
不動産屋さんの選び方とは直接関係しませんが、大手不動産屋さんで異なる項目の1つに取り扱い物件数があります。 どの不動産仲介会社のサイトで検索するかもそうですが、ポータルサイトから検索するのと仲介会社のサイトで検索するのとでは、物件数に大きな差が出てしまいます。具体的には、ポータルサイトのほうが物件数は多い傾向にあります。 そのため、まずはポータルサイトから物件を探すと選択肢が狭くならないのでオススメです。
仲介手数料に差は出ているけど初期費用全体で比較するべき
不動産屋さんで大きな差が出るのは、仲介手数料です。例えば家賃が10万円だとします。仲介手数料が家賃の1ヶ月分なら仲介手数料は10万円(税抜)ですが、0.5ヶ月分なら5万円(税抜)です。 当然のことですが、仲介手数料は初期費用を決める重要な要素の1つです。しかし、仲介手数料だけに注目するのはあまりオススメしません。なぜなら、初期費用には仲介手数料だけでなくクリーニング費や消毒料、鍵の交換代などもあるからです。 もし仲介手数料が安くても、初期費用を構成する他の費用が高ければ意味がありません。同じ物件を取り扱っている不動産屋さんが複数あって、どちらの不動産屋さんにするか迷ったら、仲介手数料だけでなく初期費用全体で比較するのがオススメです。
口コミ・評価は気になるけど店舗や担当営業マン次第かも
よく不動産屋さんを選ぶうえで口コミや評価を気にする人がいます。しかし、これもあまりオススメできません。 この理由は、同じ不動産屋さんでも店舗や担当営業マン次第で対応が変わってしまう場合があるからです。つまり、極端に言えば「アタリとハズレ」があると考えても良いかもしれません。 そのため、もし気になる物件があったら初期費用を比較しながら複数の不動産屋さんに問い合わせてみても良いでしょう。不動産屋さんにとってはあまり望ましいことではありませんが、対応が良いと感じたほうと契約すれば良いのです。基本的に契約しなければお金は発生しません。
おとり物件を掲載しない不動産屋さんは信頼できる
不動産屋さんを選ぶうえで、おとり物件を掲載していない不動産屋さんは信頼できます。 おとり物件というのは、実際に契約できないのに掲載されている物件のことです。おとり物件を掲載し続けている不動産屋さんは、管理不足が原因のこともありますが、おとり物件とわかっていながら広告宣伝目的で掲載し続けていることもあります。 ちなみに、当社のお部屋探しサイト「チャットで賃貸(オヘヤゴー)」ではおとり物件の掲載なしを実現しています。もうおとり物件で無駄な物件探しをしたくないという方は、ぜひ覗いてみてください。
営業マンと話すのが苦手ならセルフ内見ができる不動産屋さんが便利
引越しをしたいけど、不動産屋さんの営業マンと話すのは苦手という人も少なくないでしょう。そんな人にオススメなのが、セルフ内見ができる不動産屋さんです。 セルフ内見は担当してくれる営業マンと直接話さずに内見ができるものです。チャットで賃貸ではセルフ内見可能な物件が多数掲載されており、不動産屋さんに来店せずに内見の予約をして物件に直行できます。
まとめ
不動産屋さんは数が多く、どの不動産屋さんで物件を探して契約すれば良いか悩む人も多いです。 そこで、まずは掲載物件数が多いポータルサイトで探して、複数の不動産屋さんに問い合わせしながら対応を見て決めるのがオススメです。 しかし掲載物件数が多くても、おとり物件があって無駄足となってしまったり、そもそも不動産屋さんに出向きたくなかったりすることもあるでしょう。そんな方は、ぜひチャットで賃貸で物件探しをしてみてください